呼子の美味しさを、あなたへ
佐賀玄海漁業協同組合 呼子CASセンターでは、
イカの活き造りで有名な玄界灘の港町 呼子の新鮮な海の幸を、
最新のCAS凍結技術で鮮度そのままに全国のご家庭にお届けしています。
対馬海流が流れる世界有数の漁場、玄界灘で育まれた新鮮な海の幸が水揚げされる呼子は、
佐賀県北部に位置する三百年以上の歴史をもつ港町です。
江戸時代に、漁師が海産物を、農家が農産物を持ち寄って物々交換したのがルーツとされる呼子の朝市は、
日本三大朝市の1つとしても知られています。
海も山も美しい、風光明媚で人情味あふれる昔ながらの港町です。
呼子の名物はなんと言ってもイカの活造り。
ここでしか食べられない鮮度抜群の透明なイカを目当てに多くの観光客が訪れます。
夜、漁火に群がる小魚を追って近づいてくるイカを一本釣りで丁寧に釣りあげ、
そのまま活かして港の生簀まで持ち帰ってくる漁が行われています。
他にも、鯛やブリ、カンパチなど、流れが早く豊かな玄界灘で育った魚介類はどれも美味しく名物揃いとなっています。
この呼子の新鮮な魚介類を、
そのままの鮮度で全国に届けたい。
そんな思いで造られたのがここ、呼子CASセンターです。
鮮度そのままに一瞬で凍結させる最新のCAS凍結技術と、水揚げされてから加工・凍結までの時間を最小限にする港隣接の立地で、
産地そのままの新鮮な美味しさを全国の食卓へお届けしています。
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玄界灘の豊かな漁場から、新鮮な魚介類が次々と水揚げされてきます。
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水揚げされた魚介類は、隣接する呼子CASセンターに活きたまま運ばれます。
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滅菌海水で洗浄し、衛生管理体制の整った加工場で、鮮度を保つため熟練の作業員が短時間で処理し、袋詰めします。
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加工され、袋詰めされた魚介類は、直ちに真空包装されます。
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真空包装が終わったものから金属検知器で検査し、安心・安全を徹底します。
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短時間でこれらの一連の作業を完了させ、鮮度を保った状態のままCASシステムで急速凍結します。
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CAS(セル・アライブ・システム:Cells Alive System)では、水分子を細かく振動させながら温度を下げていき最後に弱い衝撃を与えることで、過冷却現象で水分が一気に微小な氷の粒になり、全体を一瞬で凍らせます。細胞膜を傷つけることがないので、解凍してもドリップが出ず細胞中の水分が保たれ、魚本来の「旨味・香り・みずみずしさ」を保てる新しい凍結方法です。
CAS凍結であれば、解凍後もお刺身として食べられるほど新鮮さを保っていますので、呼子名物のいかの活造りも、CAS凍結したものを解凍するとこのように透明な姿に戻ります。
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呼子CASセンターは、総合衛生管理HACCP認証の認定工場です。
HACCP(ハサップ:Hazard Analysis Critical Control Point)とは、元々アメリカで宇宙食の安全性を確保するために開発された食品の衛生管理の方式です。
HACCPシステムによる衛生管理手法は、勘や経験に頼る部分が多かった従来の衛生管理の方法とは異なり、あらゆる角度から食品の安全性について危害等を予測し、適切に防止できるところに管理点を設定して重点的に管理・記録しようとするものです。HACCPシステムを採用することで、食中毒(微生物、化学物質を含む)や異物などによる危害を未然に防止し、製品の安全確保を図ります。
美味しい呼子を
あなたへ届けたい